一度失った信頼は回復可能か? 自分を省みて良いリーダーになるために必要なこと

若い頃には、チームや部署のリーダーに不満を抱えていたこともあった。
「自分だったら、部下に対してこんな風に言わない」と思っていたはずなのに、いざ自分がリーダーという役割を担ってみると、何をしたらいいかわからない。上手くいかない。
些細なことであっても、そんな経験をした人は少なくないのではないか。

 

スティーブン・M・R・コヴィーは、著書『スピード・オブ・トラスト』(キングベアー出版)で、こんな言葉を紹介している。

リーダーの最初の仕事は信頼を抱かせることである。
──ダグ・コナント(キャンベル・スープ社CEO)

(スティーブン・M・R・コヴィー『スピード・オブ・トラスト』キングベアー出版)

 

本書の中では、部下に信頼を抱いてもらうためにはまず自分が自分自身を信頼することなど、詳しく信頼のプロセス、考え方が紹介されている。

それでも、すでに部下との間に溝を感じている人もいるかもしれない。
ダグ・コナントの言う「最初の仕事」につまづいてしまったために、リーダーとしての役割についてどう考えたらいいか悩んでいる場合もあるだろう。

 

信頼の回復は不可能という考え方は正しくない。困難なケースが多いのは事実かもしれないが、失った信頼を取り戻すことは可能なのだ。しかも、以前より強化することだって夢ではないのである。
(中略)
信頼を築いたり、回復したりする際の最大の障害の一つは、理想的な人生とは苦労のない人生であるという表面的で二次元的なパラダイムだ。だが、実際はそうではない。私たちが人生の行く手には困難が待ち受けているのだ。また、人に間違いは付き物であり、他者が間違いをすることだってある。それが人生なのだ。問題は、私たちがそれにどう対応するかだ。信頼を壊すような真似をしたり、低い信頼の行動を正当化しようとしたり、恨みを抱いたり、いつまでも許さなかったりすることで得られるのは一時的な満足でしかない。それよりも、長期にわたる莫大な信頼配当のほうに目を向けなければいけないのである。

(スティーブン・M・R・コヴィー『スピード・オブ・トラスト』キングベアー出版)

 

本書には、リーダーが信頼を回復して、より良い形でマネジメントを遂行し、成果を上げていくための方法や考え方が豊富に記されている。
また弊社では、本書に基づいて、リーダーが「信頼が組織に与える影響力」を理解し発揮することでどんな効果があるかをお伝えするセミナーも開催している。

『スピード・オブ・トラスト』セミナーについて

リーダーを信頼できない部下だった自分や、いま信頼に自信が持てないでいる自分を省みつつ、ぜひ、本書や研修で「信頼」への理解を深めていただきたい。
そして、自信と信頼に満たされた良きリーダーとして、部下を導き企業を支えていってほしい。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事